アラフォー親父の物欲ブログ

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ロッキンジャパン2017のB’z伝説のライブは確かに神がかっていた件

You Tubeでのライブ映像

最近、BGM代わりにYouTubeで音楽の映像を流し放しにすることが良くあります。

米津玄師KingGnuのような最近のアーティストも良いのですが、おじさんの心をくすぐるのはやはりミスチルサザンMISIAラルクなど学生時代に良く聞いたベテランアーティスト。

中でも特に好きなのは、ライブでアーティストとお客さんが一体で盛り上がる映像で、フジロックやapbankフェスのようなロックフェスの映像は、独特の”祭り”感もあり、普段以上のテンションのアーティストの姿も見られ非常に気分が上がります。

 

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017

そんなフェスの映像の中でも出色の出来だと感じるのが、ロッキンジャパン2017(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017)でのB'zのライブ

この時のB'zのパフォーマンスは、一部のロックファンの間では”伝説”と呼ばれているようです。

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このライブが本当に素晴らしく、稲葉さんの衰え知らずの声量と歌の上手さはもちろん、ステージを縦横無尽に動きながら客を乗せるパフォーマンスはさすがの一言。とても50代に思えない圧巻のパフォーマンスです。

B'zのライブは20年以上前に一度だけ行ったことがありますが、円熟味と凄みが増し、観客を楽しませる技量は当時よりも数段上がっている印象。ライブでの圧倒的な存在感は若いアーティストはとても敵わないと思います。

ちなみにこの日のロッキンのB'zのライブには、7万人の観客が入り、初めてグラスエリアに入場制限がかかったとか、B'zの演奏中はアーティストの控室から人が消え舞台袖に並んでいたとか、色々と逸話があるようですがそれも頷ける圧巻のライブです。

 

ということで、ここ最近はyoutubeでこのライブ映像を繰り返し見て楽しんでいたのですが、どうやら違法にアップされた映像だったようで、悲しいことに最近になってこれらの動画が削除されてしまいました。

 

そこで何とかこのライブ映像を見る術はないかと調べたところ、DINOSAURというアルバムの初回特典として、このライブのDVDが付いていたことが判明。しかもアマゾンでは、その初回限定盤がなんとまだ普通に売られているじゃないですか!!

2017年発売のアルバムの初回限定盤がまだ普通に購入できるのも淋しい気がしますが、とりあえず新年一発目のAmazonポチり。今年の買い物初めがよもや25年振りのB'zのCDになるとは、自分でも想像しませんでした(笑)

 

ということで、メインのCDには目もくれず、年明け以降ライブのBlu-rayばかりを聞きまくっています。

今回は少し長くなりますが、全曲レビューを書いてみたいと思います。

  

 

ロッキンジャパン2017のB'zセットリスト

01. さまよえる蒼い弾丸
02. Liar! Liar!
03. さよなら傷だらけの日々よ
04. 有頂天
05. 裸足の女神
06. イチブトゼンブ
07. Still Alive
08. 衝動
09. juice
10. ギリギリchop
11. ultra soul

 

01. さまよえる蒼い弾丸

バンドメンバーに続いて松本さんが登場。

そして曲のイントロに合わせて、この日の主役稲葉さんが大歓声と共にステージに登場。

第一声「イエーッ!」からの特効バーンにヘッドバンキングと、いきなりのテンションMAX。

「飛〜び出しゃいいー!」の歌詞に合わせて、1曲目からステージ上の台の上からジャンプしたりと、この日の稲葉さんかなりテンション高め。

それにしても、舞台袖で折り重なるように見学しているアーティストの人数がハンパないです。

 

02. Liar! Liar!

曲の冒頭から客のコールを煽る稲葉さん。

すでにこの辺りからお客さんのテンション爆上がり状態。そして50m以上はあるだろうと思われる舞台上を、右端から左端まで縦横無尽に動き回るサービス精神旺盛な稲葉さん。客の乗せ方を良く知っているのは流石は大箱経験豊富なベテランです。

 

曲終わりに一言、

ロックインジャパンにようこそー!」

 

03.さよなら傷だらけの日々よ

冒頭からまたまたヘドバン。

B'zってこんなに激しかったっけ・・・?

この曲はサビくらいしか聞いたことありませんでしたが、かなり良い曲です。

松本さんも演奏中に右手をあげて客を煽ったり、曲を口ずさんだり、時折笑顔を見せたりと、本当に楽しそうです。

 

04.有頂天

稲葉さんがマラカス振りながらの舌出しで、やや女性ウケを狙い過ぎてる感が出ています(笑)。男前は何やっても似合うので得ですね(羨)

この曲もサビくらいしか知りませんでしたが、サポートメンバーも含めみんな楽しそうに演奏してるのが伝わってきて良い感じです。

 

05.裸足の女神

この曲のイントロ部分でこのライブ初のMC

「なんて素敵な景色なんでしょう。」

「こんな素敵なものが見られるんだったら、もっと早くこれば良かった〜」

とおどけながら話す姿がかなりお茶目です。

 

その後、会場と一体となった

「ナナナナナナ ナ〜ナ〜ナナナナナナナ♪」

の大合唱からの裸足の女神

 

ちなみに、この曲は1993年のリリース。おじさん世代にはかなりドストライクな曲ですが、会場にいる人の半分くらいはまだ生まれてもないのでは(?)と思います。それでも、恐らくこの曲を知らない人も含めて皆さん頑張って曲に着いて来ているのが何とも素晴らしいです。

 

そして曲の最後にもう一度「ナナナ♪」の大合唱。

 

途中松本さんと稲葉さんが2ショットで歌と演奏を掛け合いしてるシーンが、仲良さそうでかなり微笑ましいです。

 

06.イチブトゼンブ

この曲のイントロが流れると会場から大きな歓声。

どうやら昔のフジテレビの月9の主題歌のようで、流石にこの辺りの年代の曲だと知ってる人も多いのでしょうか。

 

07.Still Alive

今回のステージで一番新しい曲。

こうやって最近の曲と裸足の女神のような昔の曲を聴き比べると、昔の曲はいわゆるJ-POPという感じで、ロックよりもポップといった感も少しありましたが、最近になるにつれだんだんとロックテイストが強くなってきている気がします。

この曲もかなり激しめの曲で、バンドメンバーもがんがんのヘッドバンキング

ちなみにこの曲の映像の中で、B'z好きを公言している空想委員会というバンドのギタリストなおやさんが、舞台袖でノリノリで踊ってるのが何回か見切れていてとても微笑ましいです。

 

08.衝動

今回の演奏曲の中で個人的に最も気に入ったのがこの曲。

手すりに片足を載せて歌う稲葉さんの格好良さが際立ちます。

 

ちなみに、曲の中で

「Go for it,go for it」

の後に

「I just gonn’a なんちゃら SHOUDOU!」

みたいに英語で歌っている部分が格好良かったので、気になってネットで調べてみると、英語に聞こえてた部分は、

「愛情こそが衝動」

と思いっきり日本語でした・・・(笑)

 

それにしても、観客席で一緒に「衝動っ!!」と叫んだらさぞ気持ち良いだろうなと思います。

 

09.juice

前の「衝動」から途切れることなく連続でのjuice。この辺りはハイテンション曲の畳み掛けで、一気にクライマックスに持っていきます。

 

ちなみに、この曲の間だけでも舞台上を走りながら右から左へと2往復。ここまで大物になっても、全てのお客さんを楽しませようとする姿には頭が下がります。

 

そして曲の途中で稲葉さんのMC

「ロッキンジャパンの底力、僕は初めてですから、どうか見せつけて下さい!」

からの観客とのコール&レスポンス。

 「ヘーイ、イエッ!」「ヘイヘイフーッ!」など独特(?)な掛け声で、しかも音程が上がったり下がったりとかなり複雑。

お客さんも着いて行くのが大変そうで少し笑えます。

 

10.ギリギリchop

そしてアンコール前の最後の曲は、タオルぐるぐる回しながらのギリギリchop

最後の3曲は途切れのない連続演奏で、素人がこのテンションで歌うと1曲で間違いなく力尽きます。これを全力でやり切る50代はハンパないです。

 

11.(アンコール)ultra soul 

一旦はけてから、アンコールの掛け声に乗って早めの再登場。

ちなみにこの時の稲葉さんのTシャツには「ROCK STAR」の文字。良く似合います。

 

そしてみなさんお馴染みのイントロ。テレ朝が世界水泳で流し続けてるせいか、いつの間にかすっかりB'zの代表曲になった感のあるウルトラソウル。客席のテンションももちろん最高潮。

7万人での「ウルトラソウル!はいっ!」は圧巻の一言で、あの瞬間に立ち会えた人は一生の思い出になるだろうなと羨ましく思います。

 

最後に再び特効爆薬バーンでド派手なフィニッシュ。

 

最後にステージ上に松本さんと稲葉さんだけが残ってのMC

「我々も30年近くやってますけど、色々続けていると、こうやってまた今まで見たことのない新しい景色があって、新しい出会いがあるわけです。やっぱり続けていると良いことあるな。」

この2人だからこそ言える重みのある言葉ですね。

 

2人がステージからはけた後に、10〜20代くらいと思しき女性2〜3人くらいの「かっこい〜!!」という黄色い声が会場に響き渡るのも印象的です(笑)

 

通常のライブとは異なり、1時間という短めのステージだからこそ出来る、最初から最後までハイテンション曲ばかりでの全力疾走

 

まさに伝説と呼ぶに相応しいライブです。
 

コロナ禍でなかなか行けませんが、生のライブの良さを改めて感じられる作品で、B'z=ウルトラソウルしか知らない若い世代にも、是非見て欲しい作品です。

 

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