2021年の最初の投稿はB’zのライブDVDの話題でしたが、2022年の最初の投稿も音楽の話題です。
最近、BiSHにハマっています。
そう、アイドルグループのBiSHです。
年末に解散を発表したあのBiSHです。
紅白歌合戦に初出場したあのBiSHです。
BiSHにハマるきっかけ
きっかけは、暇つぶしにザッピングしていたYouTubeの「THE FIRST TAKE」で、アイナ・ジ・エンドの「オーケストラ」を聴いたこと。
曲も良い、歌も上手い、ハスキーボイスも気になる、ということで、調べてみるとBiSHのボーカルだということを知りました。(今さら!!)
BiSHと言えば、馬糞を使ったPVと、千鳥のノブがファンということくらいは知っていましたが、キワモノと思って避けていたこともあり、これまで一度もまともに聴いたことありませんでした。
そこで、YouTubeでライブ映像を色々と漁ってみると、
- しっかりしたロックで音楽性が高い
- 全員がちゃんと歌ってる
- 歌が上手い(人もいる)
- ダンスが個性的
- ライブの観客の煽り方が上手
と、ただのアイドルというよりはミュージシャンとしてしっかりした実力で、一気に惹き込まれました。
ということで、早速アマゾンでライブDVDをポチり。
購入したのは、BiSHのライブDVDの中で最も評価が高そうだった「THE NUDE」。
本当はブルーレイ版が良かったのですが、ブルーレイは限定盤しかなく、今ではプレミアムが付いてアマゾンでは何と80,000円オーバーと、目が飛び出るほどの値段だったので、やむなくDVD版を購入しました。
BiSHライブDVD「THE NUDE」
THE NUDEは、2018年12月22日に幕張メッセで行われ、17,000人とBiSH史上最大の観客(清掃員と呼ぶそうです)を集めたライブのDVDで、アンコール含めて全24曲、2時間18分とかなりの大作です。
セットリスト(セトリ)
- stereo future
- BiSH-星が瞬く夜に-
- SHARR
- DEADMAN
- スパーク
- S・H・i・T
- HiDE the BLUE
- 本当本気
- Life is beautiful
- My landscape
- FOR HiM
- PAiNT it BLACK
- サラバかな
- JAM
- プロミスザスター
- GiANT KiLLERS
- MONSTERS
- DA DANCE!!
- SMACK baby SMACK
- beautifulさ
- BUDOKANかもしくはTAMANEGI
- オーケストラ
- ALL YOU NEED IS LOVE
- NON TiE-UP
とりあえず、BiSHの代表曲はほとんど網羅されています。(というか、にわかファンなのでこれくらいしか知りません。。。)
さすがに24曲の全曲紹介は長くなるので、お気に入りの曲をいくつか紹介します。
2.BiSH−星が瞬く夜に−
BiSHの代表曲の一つで、LIVEでは必ず演奏される曲です。
この曲だけを13回連続で演奏したこともあるとか。・・・パンクですね。
ノリが良い曲なのは間違いないのですが、驚いたのは2曲目にして早くもお客さんが輪になって踊り走り回っていること。客席だけを見てると、アイドルのライブというよりは、伝説のロックバンド ハイスタのライブかと見間違うほどです・・・。
5.スパーク
「新しい 何かが俺の中で目覚めた 時代が回る」
イエモンの名曲「SPARK」のパクリ(オマージュ)歌詞で始まるこちらの曲ですが、個人的に好きなのは振り付け。スキップでメンバー間のポジションを変えたり、子供の頃の遊び「花いちもんめ」を取り入れたりと、ノスタルジックな雰囲気が漂った踊りです。
BiSHの振り付けは大半をアイナ・ジ・エンドが考えているらしいのですが、これもアイナが考えているとしたら、凄いセンスだと思います。
8.本当本気
こちらは歌詞がお気に入りな曲。
「頭がおかしくなっちゃっても クズじゃない 知ってた? ここでやめちゃだめでしょ」
「精神(こころ)がおかしくなっちゃっても ゴミじゃない 知ってた? ここで寝てちゃだめでしょ」
アユニ・Dの作詞ですが、やや陰を感じる歌詞がツボです。
10. My landscape
アイナの迫力あるボーカルの魅力が最もよく出ているのがこの曲だと思います。
メンバーを囲むカーテンスクリーンとプロジェクションマッピングの映像を使った演出が、この曲の世界観にピッタリで非常に格好良い仕上がりです。
12. PAiNT it BLACK
東京オリンピックで金メダルをとった女子水泳の大橋選手が、オリンピック中に良く聞いていた曲として何かのテレビ番組で紹介していた曲。曲はもちろんですが、個人的にはダンスが格好良くて好きです。
15. プロミスザスター 〜 18.DA DANCE!!
クオリティの低いハシヤスメアツコのコント(失礼!)を挟んだ後の、プロミスザスターからGiANT KiLLERS 〜 MONSTERS 〜 DA DANCE!!と続く流れは圧巻です。
GiANT KiLLERSの駆け抜ける疾走感からノリノリのダンスチューンのDA DANCE!!まで客席との一体感が素晴らしいです。
20. beautifulさ
この曲、BiSHの中で一番好きな曲です。非常に前向きで元気が出る歌詞が特徴のポップチューンで、ライブでは観客もみんな飛び跳ねて大盛り上がりです。髪型が特徴的なリンリンの作詞のようで、センスの塊だと思います。BiSHファンではない我が家の娘も、この曲の歌詞は「刺さるわ〜」と言ってました。
22. オーケストラ
BiSHにハマるきっかけとなった曲で、BiSHの代表曲です。
アイナ一人で歌うオーケストラも良いですが、グループで歌うオーケストラも素晴らしいです。楽曲自体が元々非常に良い曲ですが、アイナのハスキーボイスと、その後に歌うセントチヒロチッチの透明感のある歌声のコントラストが、曲をより印象的にしていると思います。
23. ALL YOU NEED IS LOVE
曲の前半と後半でテンポがガラッと変わる曲。
バラード調の前半から、後半は一気にロック調に。皆んなで肩組んで歌うラストはライブにぴったりです。楽しそうに肩組んで歌っている観客を見ていると、やっぱり音楽はライブが一番だなと思います。早くまた、皆んなで肩を組んで歌える日が来ると良いなと心から思います。
総評
アンコールのMCでアイナが、「誰が何と言おうと今日のBiSHは最高でした」と言っていましたが、それに相応しい素晴らしいライブだと思います。
そして何より感じたのはアイナ・ジ・エンドのポテンシャルの高さ。
歌が上手いのはもちろんですが、他のメンバーが幕張メッセという大舞台に必死に挑んでいる感じなのに対し、アイナは自分がメインボーカル以外のパートを一緒に口ずさんだり、笑顔でダンスを踊ったりと、この大舞台を心から楽しんでいる様子が伝わり、見ているこちらも楽しい気分になれました。
ライブ映えするアイナは、BiSHが解散してもソロで十分に活躍しそうな印象です。
それぞれの個性が最大限に活かされたバンドBiSH。ぜひ他のライブDVDも購入してみたいと思います。
カテゴリー