アラフォー親父の物欲ブログ

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【書評】「笑う数学 ルート4」で数学嫌いも数学好きに・・・なるかも。

商品:「笑う数学 ルート4」日本お笑い数学協会(KADOKAWA

値段:1,430円 

評価:☆☆☆

 

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日経新聞 目利きが選ぶ3冊

社会人になって以来、20年にわたり日経新聞を購読し続けていますが、密かに楽しみにしているのが木曜夕刊の書評欄「目利きが選ぶ3冊」。毎回3人の著名人が、それぞれおすすめの3冊を五段階評価で紹介するコーナーです。

ちなみにこの書評欄、紹介する3冊全てに四つ星を付ける選者が非常に多く、「3冊とも同じ評価やったら、どれが本当に面白いか分からんやんけ!」と、毒づきたくなることがしばしば。

そんな中、先週、ミステリー作家の竹内薫さんが選者として登場しましたが、竹内さんはお薦めの3冊について、三つ星、四つ星、五つ星と明確にランクを付け分けており、非常に好感が持てました。

その竹内さんが、五つ星(=傑作)をつけて絶賛していたのがこの「笑う数学 ルート4」なる書籍。数学好きな私は、気付いたら速攻でAmazonでポチりしていました。

 

笑う数学 ルート4

この本の宣伝文句は、「すべての学問を数学で語れ!!」ですが、その名の通り、英語、国語、理科、社会など様々な科目に関する話題を、数学を交えて面白おかしく解説しようという、要は数学のトリビアです。

ネタバレしない程度に、私が気に入ったトリビアを少し紹介すると、

トーナメントの試合数は負ける人の数

「20人が参加するトーナメントの場合、試合数は全部で何回になるか?」というような問題は良く見かけますが、その答えが表題の「トーナメントの試合数は負ける人の数」です。従ってこの問題の答えは、「20−1=19試合」になります。

ネタバレになりますのでこれ以上は書きませんが、なぜそうなるかが気になる方は本を読んでいただければと思います。

AKB48は7柱と41人

こちらは生き物の数え方に関するネタ。かなりバカバカしいですが、少しの教養が身に付き話のネタにもなるトリビアです。

例えば、ツバメやスズメなどの鳥は、羽が特徴なので1羽、2羽、鳥の中でもクジャクは羽を広げた状態が特徴なので1面、2面。動物の場合、人間より大きければ、1頭、2頭、人間より小さければ1匹、2匹。

で表題に戻ると、AKB48の数え方は7柱と41人。「柱」と数える生き物は・・・。勘の良い方は恐らくお気付きだと思います。

 

 

その他にも、「Septemberはもともとは7月」とか「日本は東京ドーム約804万個分」など、「へ〜、知らなかった!」と唸らされるネタが満載です。

 

正直、「傑作」とまでは思いませんが、家族みんなで楽しめ、多少の教養も身につく、そして算数嫌いの子供たちがもしかしたら算数に興味を持つきっかけになるかもしれない、そんな感じで読んで損は無いと思います。

 

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