商品:コールマン(Coleman)アドベンチャースリーピングバッグC5
評価:☆☆☆☆☆
価格:6,830円
先日、家族で人生二度目のキャンプに行きました。一度目のキャンプの際は、テントとタープに加え寝袋もレンタルしましたが、クリーニングされているとは言え寝袋に染み付いた他人の匂いはやはり気になります。そこで今回は、寝袋だけ購入することにしました。
Amazonを物色し購入したのがアウトドアブランドの王様コールマンの寝袋。
先日、実際に夏キャンプで使用しましたが使い勝手抜群でかなり満足度の高い買い物でした。
そこで今回は私が購入したコールマンの寝袋を紹介します。
初心者向け寝袋(シュラフ)の選び方
寝袋には大きく分けると、マミー型と封筒型の2種類あります。
マミー型
マミー型は、ミノムシのように足先がギュッと細くなったタイプの寝袋。逆三角形の人間の体型に近い形状のため、隙間が少なく保温力に優れます。ただしその分、内側はかなり窮屈。
封筒型
封筒型は、その名の通り封筒のような長方形の形状のもの。足元はもちろん全体的にスペースに余裕があるためマミー型に比べると楽で寝返りが打ちやすいです(寝袋ですので窮屈には変わりなくあくまでマミー型との比較感です)。その分保温性はマミー型に劣ります。
初心者は封筒型がおすすめ
要は、保温性を選ぶか快適性を選ぶかの選択ですが、私のようなキャンプ初心者は、冬場や高山のような寒さが厳しい環境下でキャンプに行くつもりは毛頭なく、温暖な季節にそれ程人里離れていないキャンプ場に1泊で行く程度が関の山です。
となると、必要以上に厳しい環境に耐えられるような寝袋はそもそも必要なく、重視すべきは適度な快適性になります。ということで、今回は迷わず封筒型を選びました。
アマゾンでの寝袋選び
アマゾンで寝袋を検索すると、商品説明の日本語が片言のいかにも中国メーカーの寝袋が2,500円程度で数多く売られています。口コミ評価が4以上の商品もそれなりにあり、年に1回行くか行かないか程度のにわかキャンパーには十分な気もしますが、やはりノーブランド品には一抹の不安が残ります。
そうなると頼りになるのはコールマンやスノーピーク 、モンベルなどのブランド物の寝袋ですが、安くても4,000円〜とやはり価格が少し高くなります。1枚ならまだしも、4人家族なら10,000円か16,000円の違いとなりますので、無視できない差になります。
そんな中で見つけたのが、2つの寝袋が1セットになったファミリー向けの商品で、コールマンながらお値段6,800円と割安な『アドベンチャースリーピングバッグC5』。これなら4人家族で13,600円となり、コールマンブランドの安心感を考えると個人的には許容範囲だと思います。
アドベンチャースリーピングバッグの特徴と使い勝手
使用温度
寝袋の性能の一つに快適使用温度があります。要は何度くらいの寒さまでなら耐えられるかということですが、アドベンチャースリーピングバッグは5℃以上。先にも述べましたが、基本的には温暖な季節にしかキャンプを考えていない軟弱キャンパーの私は、5℃未満の厳しい環境で使うことは想定していないため、十分な性能です。
サイズ
サイズは、横幅が封筒型の標準サイズより5cmほど小さめの75cm。サイズは大きければ大きい程ゆとりがあって良いと思いますので、この点はややマイナスポイントですが、5cmくらいの差なら許容範囲かと思います。
↑一つの寝袋として使用した場合のシルエット。上下に二つ入ったコールマンのロゴと裏地の模様がポイントです。
生地の質感
ちなみに生地はポリエステル製ですが、綿のようなしっとりとした質感で、肌触りは悪くないです。
使い勝手
そしてこの商品の最も気に入った点は、使い方の柔軟性。ベースは一人用の寝袋ですが、ファスナーでフルフラットにできるため、2つの寝袋を合わせることで二人用の寝袋としても使え、親子でなら大きな一つの寝袋で一緒に寝ることができます。
またファスナーを開けたフルフラットな寝袋2つで、それぞれ普通の敷布団と掛け布団と同じ感覚で使うことができます。これの何が良いかというと、密閉ではなく隙間がある状態のため圧迫感がないことに加え、夏の暑い日は圧倒的に涼しく、また足や腕を出して寝るなんてことももちろん可能です。
↑ファスナーをフルオープンにしたところ。普通の掛布団として使えます。
今回のキャンプは、真夏で非常に蒸し暑い日でしたが、この寝袋で快適に熟睡できました。
キャンプ初心者で寝袋選びに迷ったら、取り敢えずこれを買っておけば間違い無い、と思えるおすすめ商品です。
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