商品:メビウス「おばけキャッチ」
評価:☆☆☆☆
価格:1,800円
我が家には小学校低学年と幼稚園年中の子どもがいますが、TVゲームはまだ買い与えておらず、家庭内の娯楽はもっぱらトランプやUNO、たまに花札( ̄▽ ̄)など、カードゲームが中心です。
中でも子供たちのお気に入りは定番のUNO。
古くから愛されているだけあり、単純ながら良く出来たゲームです。
最近は、昔ながらのオリジナルバージョンに加え、マリオやワンピース、ディズニーなど様々なキャラクターとのコラボバージョンも出ており、それぞれに独自の機能を持ったカードが入っているなど、定番ながら少しずつ進化しています。
我が家は娘が2人ですので、ディズニープリンセスバージョンのUNOを持っていますが(残念ながらこの製品は製造中止になっているよう)、下の娘は幼稚園に入る前から遊んでおり、幼い子が「ウノ!」と一生懸命コールする姿は、非常にかわいらしいです。
・・・と、UNOの紹介をいまさらクドクドしてもしょうがないですので、今回紹介するのは別のゲーム。
同じく小学生と幼稚園の子を持つ友人家族に勧められて購入した、その名も「おばけキャッチ」というゲームです。
日本のメーカーが発売しており、パッケージや説明書も全て日本語ですが、もとはドイツメーカーの製品です。
ちなみに本場ドイツではゴーストブリッツという名前だそう。
中身は、おばけやねずみなど5種類のコマと、カードが60枚、あとはシンプルな説明書です。
コマは木製で、この辺りはプラスチック製が多い日本製品にはない良さだと思います。一方で、やや雑なお化けのイラストなんかはいかにも海外製品っぽいですが。。。。
↑こちらが5種類のコマ。
ゲームのルール自体はとても簡単で、5種類のコマを真ん中に並べた状態で山札から1枚カードをめくります。
カードに書かれている絵と全く同じコマがあればそのコマを取り、全く同じコマが無ければ、キャラクターも色も使われていない残りのコマを取り、早く取った人がそのカードを貰えるというゲームです。
文章で書くと少し難しそうに見えますが、一度やれば幼稚園児でも覚えられました。
もう少し詳しく説明すると、カードは大きくは2種類あります。
1つは、カードに実際のコマの色と全く同じキャラクターが描かれてるカード。
この場合は、それと同じコマを取ります。
例えば、下のカードは「赤いイス」と「白いビン」が描かれています。
この場合、「赤いイス」はコマの中にありますが、「白いビン」はコマの中にはありません。(ビンは緑色です)
従って、この場合は、「赤いイス」のコマを早く取った人が勝ちで、その人はこのカードをもらえます。
一方、下のカードは「灰色のお化け」と「緑色の本」が描かれていますが、この通りのコマはありません。(コマのお化けは白色、本は青色)
この場合は、キャラクターも色も使われていないコマを早く取った人が勝ちです。
このカードの場合、お化けでも本でもなく、緑色でも灰色でもないコマ、すなわち赤色のイスのコマを早く取った人が勝ちです。(カードには赤色もイスも描かれていないからです。)
お手つきをした場合には、正しくコマを取った人に自分の手持ちのカードを1枚あげなければなりません。
山札のカードがなくなるまでこれを繰り返し、最終的にカードを一番多く集めた人が勝ちになります。
ルールはこれだけですが、これがなかなか難しく、お手付きも連発で非常に盛り上がります。
特にこのゲームの良いところは、大人も子どもも完全にガチンコで勝負出来るところです。
むしろ頭が固まりつつあり瞬発力でも劣る大人の方が子供のスピードについていけなかったりもします。
我が家では、ガチで勝負して5回中4回小学生の娘に負けました・・・。
さすがに幼稚園児にはまだ勝てますが、2秒ほどハンデを上げると結構よい勝負になります。
年齢に関係なく家族みんなで楽しめて、ボケ防止や知育にもつながりそうなゲームですので、TVゲームから少し目を離させたいご家庭には特におすすめです。
(先日、ダウンタウンのガキ使でも紹介されてました。)