商品:ダイソンコードレスクリーナー「Dyson V8 Fluffy+」
評価:☆☆☆☆☆
価格:65,000円
部屋を綺麗に保つコツ、それは「こまめに掃除する」これに尽きます。
持論ですが、「フローリングには吸引力は必要ない」と本気で思っています。
特に小さな子供のいる家庭では、食事の度に床は食べカスだらけで、これをいかにマメに掃除するかで家の綺麗さは全く変わってきます。
そこで、ズボラな嫁に少しでもこまめに掃除をしてもらうため、ダイソンを購入しました。
価格は65,000円!!
掃除機にしてはありえないくらい高いです。。。
届いた商品がこちら↓
第一印象は「意外と小さい」と「箱がお洒落」です。
日本メーカーの掃除機でこれほど洗練された箱を見たことがありません。
この辺りのこだわりはアップルに通じるものを感じます。
そして実際の商品がこちら↓
CMで、吸引力が落ちないとか、排気が綺麗とか色々とうたっていますが、ダイソンの凄さを一つだけあげるとすればこれに尽きると思います。
『とにかくデザインが素晴らしい!!』
正直、これまでは掃除機に格好良さなんて必要ないと思っていましたが、ダイソンの実物を見て考えが180度変わりました。
これまで掃除機は押入れなどに隠して収納するのが当たり前だったと思いますが、掃除機をインテリアとして見せて収納するという考え方を持ち込んだのがダイソンの革新的なところだと思います。
これまで、掃除をする時は、物入れから掃除機を取り出してケーブルを引っ張りコンセントを挿す、という作業が必要でした。
たったこれだけのことなんですが、これが意外と面倒くさい。
実際、掃除機を出すのが面倒で、部屋に落ちた髪の毛やお菓子のカスを放ったらかしということが良くありました。
それに引き換えこのダイソンは、必要な時にさっとリビング横の収納スタンドから取り出して、すぐに掃除ができます。
しかもスタンドで常に充電されており、なおかつコードレスのためコンセントに挿す手間もなし。
使い終わってもケーブルを巻く必要もなく、収納ボックスに戻すだけ。
この手軽さで、ゴミが目につけば、躊躇なくダイソンを取り出せます。
たったこれだけですが、掃除の頻度は圧倒的に増え、これまで3日に1度くらいしか掃除機をかけていなかった嫁が、今では何かゴミが目につく度にダイソンを引っ張りだしてます。
常に手が届く場所に掃除機があるって、本当に重要です。
(わかりにくいですが、収納スタンドに収納している状態です↓)
ということで、ここまでで言いたいことは大半語り尽くしてしまいましたが、一応詳細なレビューです。
◯吸引力 ☆☆☆☆
CMでは「他のどの掃除機よりも確実にゴミを吸い取ります」と謳っていますが、やや誇大広告かなと思います。。。
吸引力は明らかに先日買ったシャープのEC-CT-12の方が上で、大き目のゴミはやや苦手です。
ただローラーヘッドがかなり優秀なため、フローリングなら小さなゴミや髪の毛などは難なく吸い取ります。
◯デザイン ☆☆☆☆☆
文句無し!
◯電池の持ち ☆☆☆☆
カタログでは、フル充電の場合に通常モードで30分使用可能となっていましたが、実際この位はありそうです。
ダイソンが来てから、掃除の仕方が根本的に変わり、これまでのように掃除をする時は隅々まで気合い入れて掃除機をかけるスタイルから、リビングでも洗面所でも階段でも、気付いた時に気付いた場所だけさっとかけるスタイルになりました。
従って使っても10分程度で、30分掃除機を使うことがありません。ですのでバッテリーの持ちも今のところ十分です。
◯価格 ☆
どう考えても高いです。
掃除機で65,000円って高過ぎです!パソコン買えます。
お願いだからもう少し下げてほしい。
◯利便性 ☆☆☆☆☆
気付いた時にサッと取り出して掃除ができる、とにかくこれに尽きます。
あと、ソフトローラーヘッドの先端部分がクネクネ動いて隙間等にすっと入り込むので地味に使いやすいです。
またどれだけ動いても電源コードが絡まる心配もないですし、遠くに動き過ぎてコンセントが抜けるということもありません。
コードレスがこれほど便利だとは正直思いませんでした。
◯静音性 ☆☆☆☆☆
ダイソンはうるさいと聞いていましたが、全く気になりません。かなり静かです。
通常モードだと、シャープのEC-CT-12の半分程度です。
音もなんとなく上品・・・な気がします。
◯重量 ☆☆☆
家電量販店で持った時はかなり重いと思いましたが、使ってみると、ヘッドがかなりスムーズに動くせいか、思ったほど重量を感じません。
ただ10分以上持つと疲れるかも。
◯その他
Fluffy+にしたのでヘッドが一杯ついています。
写真左上から時計回りに
①ハードブラシ
②ミニモーターヘッド
③ふとんツール
④隙間ノズル
⑤延長ホース
⑥コンビネーションノズル
この中で一番凄いと思ったのは、②のミニモーターヘッドです。
下写真のブラシが回転するわけですが、埃を掻き出す力が強いのか、これでソファを掃除すると、埃がどっさりとれました。
ただそれ以外で使うのは④の隙間ノズルくらいで、その他は殆ど必要ありません。
ちなみに、⑤、⑥に至っては、2か月間1度も使ったことありません。
なお、普通のFluffyだと③、⑤、⑥が付いていませんが、その代わり1万円程度安いです。
・・・従って、親父の使い方でいうと普通のFluffyで十分です。
ではなぜわざわざ1万円高いFluffy+を選んだかと言えば、実はノズルではなくデザインにあります。
というのも、普通のFluffyかFluffy+かでメインのソフトローラークリーナーヘッドの柄の色が異なります。
Fluffy+が一番上の写真の通りグレーなのに対して、Fluffyは金色に近い黄色。
結構どぎつい色です・・・。
リビングに日常飾るにはちょっとインパクトが強すぎるかなと思い、Fluffy+を選びました。
正直、ノズルは必要ありません・・・。
ですので、色が我慢できる方は1万円安いFluffyで十分だと思います。
というわけで、今回のレビューは大作になりましたが、ダイソンの魅力が伝わってますでしょうか・・・?
正直、値段はアホほど高いですので、普通のキャニスター型の掃除機でもマメに掃除出来ている人にとっては、65,000円払う価値はないと思います。
ただ我が家のように、夫婦ともどもズボラな家には、非常に便利な代物です。
ダイソンが来て2か月、明らかに我が家はキレイになりました。
個人的には、これが全てを物語っていると思います。
文句なしの5つ☆
ちなみに、現状メインで売られているモデルはV10とV11で、パワーが若干向上したことと、運転時間が伸びたことがウリのようですが、前述の通りV8でも十分に合格レベルですので、その時に一番お手頃なモデルを選べば良いと思います。